「やよいの青色申告オンラインって、大体いくらかかるの?」
「料金プランがいくつかあるけど、どんな機能の違いがあるの? 詳しく教えて下さい」
「他の会計ソフトに比べてどんな特長があるの?」
本記事では、そんなあなたの疑問に答えていきます。
私は公認会計士で、現在は海外在住ですが、日本と海外で10年以上税務業務をクライアントに提供してきました。
ゆるり会計士@海外在住
さて、やよい青色申告オンラインの料金プラン概要は、以下の表のとおりです(金額は税抜)。
セルフ | ベーシック | トータル | |
---|---|---|---|
料金 初年度 | 無料 | 6,900 | 12,000 |
料金 2年目~ | 8,800 | 13,800 | 24,000 |
基本 機能 | 取引入力 帳簿 確定申告 レポート | 取引入力 帳簿 確定申告 レポート | 取引入力 帳簿 確定申告 レポート |
サポ ート | (なし) | チャット メール 電話 画面共有 | チャット メール 電話 画面共有 業務相談 |
各プランの基本機能は同じ。料金の差はサポート体制の違いです。
以下の通り、どのプランにも、オススメできる特徴があります。
- セルフプラン: 最初の1年間は無料!確定申告も無料でできます。サポートなしでよい方むけのプランです。
- ベーシックプラン: 電話・画面共有サポートが付いてお得。他の有名ソフトの電話サポート付きプランは、年40,000円弱です。
- トータルプラン: さらに業務相談も受けられ、記帳や確定申告のやり方のアドバイスをもらえます。
どのプランも魅力的ですが、迷うなら1年間無料のセルフプランで始めてください。
上位プランへの変更は、いつでも追加負担なしでできるからです。
ゆるり会計士@海外在住
>>【公式】お申込みはこちらから
※登録手続きは5分程度で完了
目次
やよい青色申告オンラインの3プランの料金
各プランの共通機能 | 確定申告まで可能
さて「やよいの青色申告オンライン」には、以下の3つのプランがあります。
どのプランでも、会計ソフトとして必要とされる基本的な機能はすべて利用できます。
具体的には、以下のような機能がすべてのプランで利用可能です。
- 取引入力(スマート取引取込含む)
- 仕訳帳や試算表などの必要帳簿の作成
- 所得税の確定申告書の作成・提出
- 消費税の確定申告書の作成・提出
- 各種レポートの作成
各プランの料金
各プランの料金は上記にもありますが、改めて簡単にまとめると次の通りです(税抜)。
セルフ | ベーシック | トータル | |
---|---|---|---|
初年度 | 無料 | 6,900円 | 12,000円 |
2年目から | 8,800円 | 13,800円 | 24,000円 |
2022年3月15日までに申し込んだ場合の「初年度無償キャンペーン」として、最初の1年間のみお得な価格設定になっています。
- セルフプラン: 初年度無料
- ベーシックプラン: 初年度半額
- トータルプラン: 初年度半額
この中でも特におすすめなのは、最初の1年間は無料となるセルフプランです。
やよい青色申告オンラインのセルフプランは、すべての機能が付いて1年間無料。
なので、確定申告まで必ず1回は無料でできることになります。
freeeやMFクラウドなど他の会計ソフトの場合、無料プランはお試しの趣旨。確定申告などの重要な機能は利用できません。
やよいの青色申告オンラインの利用をまだ決めていない方も、セルフプランを登録しておくのをおすすめします。
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各プランの料金は年払いのみ
やよいの料金体系でひとつ特徴的なのは、他社のように月払いのプランは設けず、年契約のみとしている点です。
つまり、もし1年間の有料契約期間中に解約する場合、残存期間分の払い戻しができず、損になってしまいます。
では損しないためには、どうしたらいいでしょう?
基本的に、以下の対応をすれば大丈夫です。
- 有料で1年間使い続けるか予測できない場合は、有料プランは申し込まない。
- 無料で試しに使ってみる。その結果やよいが気に入った場合のみ、有料で更新する。
ゆるり会計士@海外在住
その意味でも、1年間無料のセルフプランを利用して、自分との相性を見極めておくことが重要になります。
各プランの特徴とメリットを比較
続いて以下が、青色申告オンラインの3つのプランの機能の違いを比較した表になります。
通常料金 初年度料金 | |||
取引入力等 基本機能 | |||
確定申告書 作成・出力 | |||
銀行口座や クレカとの 連携 | |||
レシートの 自動仕訳 | |||
取引・残高 損益・貸借 のレポート | |||
サポート 電話 メール チャット | |||
業務相談 (確定申告 仕訳など) | |||
確定申告期 サポート 時間延長 | |||
画面共有 サポート | |||
WebFAQ よくある 質問 |
※「無料体験プラン」は、2ヶ月限定のトライアル利用のためのもので、決算・申告機能がありません。
青色申告オンラインの各プランの特徴をまとめると、次のとおりとなります。
- セルフプラン: サポート対応が一切つかない。
- ベーシックプラン: メールやチャットのサポートに加え、電話サポートや画面共有サポートもあり。
- トータルプラン: 上記に加え、業務相談が受けられます。
各プランの違いは、サポート・相談機能の有無と充実度の差ということですね
逆に言うと、ソフト自体の機能は、プラン間で差がありません。
以下では、3つのプランの特徴をそれぞれ順に見ていきます。
セルフプラン (1年間無料!サポートはなし)
セルフプランの場合、メールやチャットも含めサポート対応が含まれておらず、問い合わせが出来ません。
やよいの公式サイトではFAQも充実しており、サポートなしでも使うことは可能です。
ただし、何か分からないことがあった場合には、サポート付きの上位プランだと安心です。
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ただし、セルフプランで使い始めてみて、サポートが必要だと思ったら、その時点で上位プランに変更するのもアリです。
ベーシックプラン (安価で充実のサポート体制)
ベーシックプランでは各種サポート機能が付いており、この点がセルフプランとの違いになります。
まずベーシックプランには、メール・チャット・電話での操作サポートが付いています。
それに加えて画面共有サポートも付いており、これは他の会計ソフトにない特長です。
やよいのサポート機能は他の会計ソフトに比べて充実しており、この点がやよいの最大の強みと言っても過言ではありません。
電話サポートが安い金額で利用可能
第一に、やよいだと、非常にリーズナブルな金額で電話サポートを利用できます。
やよいのベーシックプランは2年目以降も年12,000円。
それに対して、freeeやMFクラウドの場合は、電話サポートは最上位のプランにしか付いていません。
freeeとMFクラウドの最上位プランは、それぞれ39,800円、35,760円です。
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弥生会計は、コールセンターによるきめ細かいサービスを重視して支持を受けてきた歴史があります。
そうした背景があってこそ、電話サポートに力を入れているし、リーズナブルな金額で提供することができています。
画面共有サポートは「やよい」だけ
第二に、画面共有サポートは、自分のパソコンの画面をオペレーターに共有しながら、操作の説明を受けられるサービスです。
以下のイラストのイメージの通り。具体的には、専用ソフトをダウンロードして利用します。
実際には、電話サポートの利用時に、画面共有したほうがスムーズな場合にオペレーターからの案内があり、利用することになります。
画面を見ながらなので、質問の意図も伝わりやすいし、回答も理解しやすくなります。
freeeやMFクラウド(マネーフォワード)には、画面共有サポートがありません。
画面共有サポートが利用できるのは、ユーザー本位を追求する老舗ソフトメーカーのやよいの強みと言えます。
>> 公式サイト: 画面共有サポートの詳細
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トータルプラン (業務相談も可能)
トータルプランの場合、さらに、業務相談が受けられます。
やよいの操作方法ではなく、仕訳や経理業務、確定申告などの業務自体のアドバイスをもらえます。
>> 公式サイト: 業務相談の詳細
これは非常に便利なサービスで、何度も利用する方であれば、費用対効果を考えてもお得です。
周りに相談できる人がいない場合、いつでもやよいに頼れるのは安心ですよね。
他方で、コストを押さえて必要な機能を利用できれば満足という方が大半だと思います。この場合、業務相談までは不要です。
第一に、仕訳の基本中の基本のような質問があるのであれば、電話で毎回相談するよりも、本で簿記3級の勉強をするなど、自力でまず基本を身につけたほうが早いし、将来のためにもなると思います。
第二に、最近はネットの無料情報でも多くの問題を解決可能です。
逆にネットの情報で解決できないような問題の場合、このような一般相談でも十分な回答を得られない可能性もあります。
本当に相談の必要性があるのであれば、直接相談できる顧問税理士を探すべきかもしれません。
以上で、やよい青色申告オンラインの3つのプランの特徴と違いをまとめました。
- セルフプランにはサポートがついていませんが、1年間無料なのは魅力です。
- ベーシックプランは、チャット・メール・電話に加え、画面共有サポートも。充実したサポート体制です。
- トータルプランの場合、さらに業務相談もできます。
以上を踏まえて、自分に合ったプランを選びましょう。
フリーランスであれば、業務相談は通常は不要なので、トータルプランはいらないと思います。
サポートが欲しいかどうかによって、セルフプランかベーシックプランを選択しましょう。
ただし、上位プランへの変更もできるので、まずはセルフプランで使い始めて、サポートの必要性を見極めるのが賢い始め方だと思います。
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※登録手続きは5分程度で完了
やよいの青色申告オンラインの利用開始のための登録の手順
やよいの青色申告オンラインの登録の仕方は、簡単です。
やよいの公式サイトに行って頂くと、申し込みのボタンがあるので、そこから登録手続きを開始できます。
まずは、名前、メールアドレス、パスワードをまず入力。
続いて、画面にしたがって以下の順で入力していくと登録が完了します。
- プラン選択
- オプション選択
- 契約内容確認
- 支払方法登録(無料の場合は支払いは発生しません)
- 最終確認
- 契約完了
やよいの青色申告オンラインの無料登録の手順を念のため知っておきたい方は、以下の記事を参照ください。
【参考】やよいのプラン変更と解約
プラン変更するとどうなるか
プラン変更をする場合の料金負担について、念のため説明しておきます。
まず現在より上位のプランに変更するときは、即時にプラン変更が可能です。
料金については、当初の年契約の期間はそのままで、プラン変更日の翌月1日から月割で上位プランの料金が適用されます。
なので、上位プランに変更するときの追加支払額は、以下の算式で計算されます。
追加支払額 = 上位プランと現状プランの差額の月額換算額 x 年契約の残月数
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他方、下位プランに変更したい場合は、これと異なるので注意してください。
つまり、下位プランへの変更はすぐには出来ず、現行プランの年契約が終了して初めて、下位プランに変更できます。
なお青色申告オンラインと白色申告オンラインの間のプラン変更もこれと類似しており、以下の通りとなります。
- 白色から青色への変更の場合: 即時にプラン変更され、「両プランの差額の月額換算額 x 年契約の残月数」が課金されます。ただし、2021年12月31日までは「無償アップグレードキャンペーン」をやっているので、追加負担なく変更できます。
- 青色から白色への変更の場合: 変更できません。青色の返金はされず、白色を新規申し込みする必要があります。
白色申告向けのソフトである「やよい白色申告オンライン」については、本記事では説明していません。以下の記事をご参照ください。
>> やよいの白色申告オンライン | ずっと無料のフリープランで副業の申告も簡単
解約するとどうなるか
やよい青色申告オンラインを解約する場合、2つの選択肢があります。
現在の契約期間は利用を継続し、次回の更新を停止する
この場合、現在の契約期間終了日以降は支払いが発生せず、「無料プラン」に変更されます。
サービスを再開したときのためにIDは残るものの、ログインはできず、データも保持されません。
即時解約する
この場合、解約手続きを行った日を契約終了日として、サービスが解約され、利用できなくなります。
途中解約の場合でも、契約残期間分の利用料金は返金されません。
ゆるり会計士@海外在住
まとめ: やよい青色申告はセルフプランからでOK (口コミは別記事へ)
いかがでしたでしょうか。
やよいの青色申告オンラインの料金プランの特徴が分かったと思います。
どのプランにも特徴がありますが、迷うなら一年間無料の青色申告セルフプランで使い始めればOKです。
サポートが欲しくなった場合など、必要なときに上位プランに変更できます。
繰り返しになりますが、まだ利用を決めていない方も、無償キャンペーンが終了する2022年3月15日までにセルフプランを登録することをおすすめします。
これにより、やよいの青色申告を1年間無料で使えるステータスを確保できます。
ゆるり会計士@海外在住
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