「会計ソフトって色々あるけど、何を基準に選べぶべき?」
「クラウド型とインストール型ってどっちがいいの?」
「ズバリおすすめの会計ソフトを教えて下さい。」
本記事では、そんな方の疑問に回答していきます。
ゆるり会計士@海外在住
- 会計ソフト選びは、ベストを追求するより、失敗しないことが大事。評判がいいものを選びましょう。
- クラウド型は無料で始めて使い勝手を確かめられるので安心。自分のPCが壊れてもデータが残るのも安心です。
- 使い勝手なら断然freeeがおすすめ。価格最重視なら、やよいの青色申告オンラインもよしです。
個人事業主向けの会計ソフトを色々見て比較してきた私が、おすすめソフトを紹介します。
目次
会計士が1つ選ぶならこの会計ソフト!
結論を先に言うと、一番おすすめのソフトは、会計freeeです。
クラウド型なので、料金も安めで、無料で使い始められます。
そして、クラウド型の中でも一番使いやすくておすすめなのが、会計freeeです。
評判もよく、いま最も認知されて、伸びている会計ソフトです。
ゆるり会計士@海外在住
時間の節約につながるので、使いやすいソフトを選ぶのが重要です。
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個人事業主におすすめの会計ソフト比較【上位3選】
クラウド型会計ソフトは、freee、やよい、マネーフォワード(MF)クラウドの上位3強でシェアのほとんどを占めています。
中小企業向け (2017年9月MM総研調査) |
個人事業主向け (2020年4月MM総研調査) |
|
1 | freee (32.3%) | やよいの青色/白色申告オンライン (56.7%) |
2 | MFクラウド (19.2%) | freee (21.1%) |
3 | 弥生会計オンライン (15.4%) | MFクラウド (16.8%) |
なので、実質的には、この3強の中からソフトを選ぶことになります。
3強の主要スペック比較表は次の通り。
freee | MF | やよい | |
---|---|---|---|
最安プラン の料金(円) | 11,760 月1,180 | 9,600 月980 | 8,800 初年無料 |
中位プラン の料金(円) | 23,760 月2,380 | 11,760 月1,280 | 13,800 初年半額 |
全般的な 使いやすさ | ◎ | ◯ | △ |
スマホ機能 仕訳入力 レシート読込 自動仕訳 申告書作成 | ◯ ◯ ◯ ◯ | ◯ ◯ ◯ ◯ | ◯ ◯ ✕ ✕ |
サポート 最安プラン | チャット メール | チャット メール | なし |
サポート 中位プラン | チャット メール | チャット メール | チャット メール 電話 |
以下では、会計士が選ぶおすすめ会計ソフトのランキングを紹介します。
実際に3つのソフトを使ったみた経験から、スペックだけでは見えない点も踏まえた順位です。
第1位: 会計freee
会計freeeの評価
本サイトでは、会計freee (公式サイトはこちら)を第1位とさせて頂きました。
- 簿記の知識がない初心者もサクサク使いやすいインターフェース。
- 確定申告のときも安心。画面の質問に答えていけば、確定申告書が自動作成されます。
- スマホアプリの機能の幅や使いやすさがダントツ。
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションを掲げており、その精神がソフトにも反映されていると感じます。
会計freeeの料金プラン
以下の通り、会計freeeには3つの料金プランがあり、最初は無料で使い始められます。
月払い | 年払い | |
---|---|---|
①スターター | 1,480円 | 11,760円 (980円/月) |
②スタンダード | 2,680円 | 23,760円 (1,980円/月) |
③プレミアム | - | 39,800円 (3,316円/月) |
まずは無料登録で使い始めて、気に入った場合のみ有料プランに切り替えればOKです。
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※無料で始めれば1ヶ月過ぎても課金されません。
会計freeeの口コミ
口コミも見ておきたい方は、以下の記事へ。
>> 会計freeeの口コミ・評判を紹介!ユーザーが口にしたデメリットとは?
競合のやよいやMFクラウドより料金がやや高いのが最大のネックですが、それでも年間で約2,000円から4,000円弱の違い(最安プラン間で比較)。
差額の価値は十分にあるので、freeeはおすすめです。
第2位: やよいの青色申告オンライン
やよいの青色申告オンラインの評価
第2位は、やよいの青色申告オンライン(公式サイトはこちら)。老舗の弥生会計によるクラウド版のソフト。個人事業主向けではシェア第1位です。
- 最安のセルフプランは、1年間無料で使えるのが最大の魅力。確定申告もできてお得です。
- ベーシックプランだと、格安で電話サポートを受けられます。サポート重視の方にはおすすめ。
- オーソドックスなインターフェースで、昔ながらの会計ソフトの良さを引き継いでいます。
なお、弥生会計は青色申告用と白色申告用のソフトを分けて発売しています。
そして、やよいの白色申告オンラインのフリープランはずっと無料で使えます。
なので、白色申告をする方であれば、やよいの白色申告オンラインがオススメです。
>> (参考記事)やよいの白色申告オンライン | フリープランで副業の申告も簡単
やよいの青色申告オンラインの料金プラン
やよい青色申告も、3つの有料プランあり、最初は無料で使い始められます。
セルフ | ベーシック | トータル | |
---|---|---|---|
初年度 | 無料 | 6,900円 | 12,000円 |
2年目から | 8,800円 | 13,800円 | 24,000円 |
価格を最重視で選びたい方であれば、間違いなくやよいがお得です。
ゆるり会計士@海外在住
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やよい青色申告の口コミ
やよいの青色申告オンラインの口コミはこちら。
>> 「やよいの青色申告オンライン」の口コミと評判!デメリットも知っておこう
伝統的な会計ソフトを引き継いでおり、よく言えば安心ですが、使い勝手ではfreeeやMFクラウドが先行している印象です。
スマホアプリでできることも限定的。便利さでは劣ります。
とはいえ、個人事業主向けのクラウド会計ソフトではシェアNo. 1をずっと維持。会計ソフトとしての信頼性は抜群です。
第3位: マネーフォワード(MF)クラウド確定申告
マネーフォワード(MF)クラウド確定申告の評価
第3位は、MFクラウド(公式サイトはこちら)。バランスの取れた優秀な会計ソフトです。
- 使いやすさでは唯一freeeに匹敵するソフト。それでいて価格も安く、お得なソフトです。
- 家計簿ソフト「マネーフォワードME」とも連携。副業で取引が少ない方なら、簡単に追加料金なしで確定申告できます。
- 消費税申告機能がない点、株式売買やFX取引の分離課税(第三表)や損失繰越(第四表)に未対応など、改善の余地あり。
MFクラウドの料金プラン
MFクラウドも、3つの有料プランがあり、最初は無料で使い始められます。
月額プラン | 年額プラン | |
---|---|---|
パーソナルミニ | 980円 | 9,600円 |
パーソナル | 1,280円 | 11,760円 |
パーソナルプラス | 2,980円 | 35,760円 |
MFクラウドも、まずは無料登録で使い始めて、気に入った場合のみ有料プランに切り替えればOKです。
>>【公式】MFクラウドの無料登録へ
※無料で始めれば1ヶ月過ぎても課金されません。
MFクラウドの口コミ
MFクラウドの口コミが気になる方は、以下をどうぞ。
>> MFクラウド確定申告の口コミ・評判を紹介!デメリットも知っておこう
確定申告書のうち、株式売買やFX取引の分離課税(第三表)や損失繰越(第四表)に未対応となっている点の指摘がありました。
該当する方は、MFクラウドだと不便になってしまうので、他のソフトを考えましょう。
そうでない方であれば、特に問題ありません。
個人事業主の会計ソフトの比較・選択の考え方
そもそも会計ソフトは必要?
「個人事業主の場合、会計ソフトはそもそも必要なの?」といわれると、絶対必要ではないです。
実際に会計ソフトを使わずに確定申告しているフリーランスの方もたくさんいらっしゃいます。
でも、会計帳簿を自力で作らなきゃいけないって言われたら、自力で作れます?
多くの人は、ソフトがないと無理ですよね。
というか、時間の節約という観点でも、会計ソフトを使わない手はないと思います。
青色申告のために会計ソフトは必須
青色申告をすると、最大65万円の青色申告特別控除が使えるのはご存知だと思います。
65万円の青色申告特別控除を使えば、多くの人は、所得税と住民税合わせて、10万円から20万円くらいの節税になるんです。
この点、本記事で紹介したソフトを使えば、青色申告は簡単にできます。
青色申告用のクラウド型会計ソフトの利用料は、年間1万円程度。
ゆるり会計士@海外在住
クラウド型 vs インストール型
会計ソフトは、購入したパッケージソフトをパソコンにインストールして使う「インストール型」が長い間主流でした。
近年、クラウドの利用が普及するに伴い、クラウド型のソフトが急速に普及してきています。
企業ではまだまだインストール型を使っているケースが多いですが、個人事業主の新規利用の場合、クラウド型が中心になってきています。
クラウド型が選ばれる理由
個人事業主が新たに会計ソフトを導入するなら、基本的にはクラウド型がおすすめです。
理由は、クラウド型には、以下のようなメリットがあるためです。
- 無料で始められるので、リスクなく利用開始できる。料金も月額を選べる場合が多く、安心。
- 入力したデータは、自分のパソコンではなく、クラウドで保存。自分のパソコンがいつか壊れても心配なし。
- 一般に、初心者にも使いやすいインターフェースが工夫されており、複式簿記の知識がなくても使いやすい。
それ以外にも、自分で買い替えやアップデートをする必要がないというメリットもあります。
また、インストール型ソフトはMacに対応していないことが多いですが、クラウドであればMacユーザーも問題なく使えます。
インストール型には何もメリットはないの?
一番のメリットは、クラウド型に比べて、動きが重くならないこと。取引量が多い企業がクラウドを使うと、通信量の関係で重くなりがちです。
だから、企業の場合はインストール型に根強い人気があるわけですね。
ゆるり会計士@海外在住
クラウド型ソフトの選び方 | お試し利用がおすすめ
続いて、クラウド型ソフトの中でどれを選ぶかについて。
これについては、基本機能はどのソフトでも大きくは変わらないので、以下の点が主な差別化ポイントになります。
- 料金
- 実際の使いやすさ
- スマホアプリの機能
- サポート体制
料金の差は見ればすぐ分かりますが、使いやすさは実際に使ってみないと分かりません。人それぞれ、好みもあります。
この点、クラウド型会計ソフトのメリットは、無料でトライアル利用ができること。
以下のソフトはどれも無料登録できるので、お試し利用で使い心地を比較して、自分に合うソフトを見極めるのがおすすめです。
【参考】インストール型の主な会計ソフト
上記のとおり、基本的にはクラウド型のソフトがおすすめ。
念のためインストール型の有名なソフトを挙げたので、気になる方は調べてみましょう。
- やよいの青色申告 21
- みんなの青色申告
- ツカエル青色申告
- やるぞ!青色申告
- Macの青色申告FY
まとめ: クラウド型のfreeeが最強
いかがでしたでしょうか。
本記事を読んで、会計ソフトの選び方や、おすすめソフトが分かったと思います。
ひとつ選ぶなら、間違いなく、会計freee。面倒な仕訳処理や確定申告がラクラクになります!
まずは、無料のお試しで使ってみてください。
\5分で手続き完了/
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※無料で始めれば1ヶ月過ぎても課金されません。