副業の雑所得に合う確定申告ソフト | freee、MFクラウド、やよいを比較

「副業収入がある場合、税金面で何をすればいいの?」

 

「雑所得の確定申告に会計ソフトを使うなら、どの会計ソフトがいいの?」

 

「会計ソフトにあまりお金をかけられないんだけど、無料で出来る方法もある?」

副業初心者の方は税金の知識が少ないので、特に不安が多いと思います。

私は公認会計士で、現在は海外在住ですが、日本と海外で10年以上税務業務をクライアントに提供してきました。

ゆるり会計士@海外在住

本記事は、副業の雑所得の確定申告をする方むけに、会計ソフトの選び方や利用方法を解説していきます。

結論を先に言うと…
  • 副業の所得が年20万円を超えると確定申告が必要ですが、会計ソフトを使うと効率的です。
  • 使いやすさの観点からは、freeeが断然オススメ。ただし、無料期間終了後は、月額1,180円と少し高いです。
  • ずっと無料の「やよいの白色申告オンライン」もオススメ。雑所得に対応しておらず、自分でひと手間必要です。

なお、会計ソフトの前に、副業の確定申告のやり方を全般的に知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。

確定申告は料理と同じで、しっかり下ごしらえが出来ていれば、実は仕上げは簡単です。

早めに自分に合う会計ソフトを見つけて、心配事を解消してしまいしょう。

副業収入は、事業所得か雑所得か

メリットが大きいのは事業所得

副業の方にとっては、自分の所得が事業所得になるか雑所得になるかが重要です。

というのも、事業所得の場合は青色申告という制度があり、青色申告特別控除で最大65万円の控除が取れます。

65万円の控除が取れるということは、その分だけ課税所得が減ります。

なので、たとえば所得税の税率が20%の方であれば、65万円 × 20%=13万円だけ所得税を減らせます。

このように、事業所得には節税のメリットがあるのですが、雑所得にはこのメリットがありません。

このあたりの詳細は、以下の記事で解説していますので、知りたい方はご参照ください。

>> 副業の確定申告のやり方 | すぐに分かる所得税の3つの要点

事業所得と雑所得の判定基準

ただし、事業所得で申告するかどうかは、自分で自由には決められません。

一定の基準に基づいて判断する必要があります。

大まかに言うと、事業と言えるためには、費やす時間や費用が相当程度発生して、それに見合った収益を得る状態になっている必要があります。

ゆるり会計士@海外在住

サラリーマンの副業の場合、雑所得に該当する場合のほうが多いのが実情です。

判断基準について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

>> 【副業の税金】事業所得と雑所得のちがい | 青色申告特別控除のメリット

以下では、副業の所得が雑所得に該当する場合の会計ソフトの選び方を解説します。

※事業所得に該当する場合の会計ソフトの選び方については、一番上の「ホーム」から記事をご参照ください。

副業の雑所得に合う確定申告ソフト上位3選

事業所得か雑所得かで、会計ソフトの選び方も違ってきます。

なぜかと言うと、事業所得で青色申告を行う場合は、帳簿や財務諸表の作成などが必要になります。

ゆるり会計士@海外在住

つまり、それらの書類を作成できることが会計ソフト選びの条件になります。

それに対して、雑所得の場合は、所得税法上、帳簿の記帳・保存義務がありません。

なので、雑所得の場合、事業所得の場合とは違って、会計ソフトなしでも、確定申告ができなくはありません。

とはいえ、会計ソフトがあると確定申告の準備がラクになるのは事実です。

というのも、事業所得も雑所得も、基本的には「収入ー経費」で計算します。

 

収入や経費の集計は、会計ソフトを使うと簡単ですし、ミスも発生しにくいメリットがあります。

そのため、会計ソフトを賢く利用して雑所得の確定申告をして頂きたいと思います。

以下では、主要なクラウド型会計ソフトであるfreee、MFクラウド、やよい(やよいの白色申告)を紹介していきます。

会計freee

会計freeeは使い勝手の良さが評判で、評価・満足度がとても高い会計ソフトです。

私自身、主要会計ソフトは全て使ったことがありますが、freeeの使いやすさは群を抜いていると思います。

MFクラウドや「やよい」は、複式簿記に慣れた経理業務の経験者にとって使いやすく設計されています。

 

これに対して、freeeは経理の経験がない人が利用しやすいインターフェースが特徴。

そして会計freeeは、freeeヘルプセンターの記事の通り、副業の雑所得に対応した「簡単モード」があるので、確定申告がスムーズにできます。

ゆるり会計士@海外在住

年に一度の確定申告に備えるためには、早めに日々の取引を入力して、収入や支出を記録・整理しておくことが重要です。

freeeは以下の公式サイトから無料登録すれば、お試しで使えます。実際に取引入力をして、サクサク使える便利さを体験してください。

>> 公式会計freee

お試し期間は1ヶ月ですが、自分で有料プランに切り替えない限り、その後も課金なしで利用できます。安心してご利用ください。

また、freeeの登録の手順や登録後の利用方法に不安がある方は、以下の記事をご参照下さい。

freeeの料金プラン

freeeには、以下の通り3種類の料金プランがあります。

 月払いの場合年払いの場合
スターター1,180円11,760円
スタンダード2,380円23,760円
プレミアム-39,800円

プランごとの機能の違いは、以下の通りです。

freeeの料金プラン

雑所得の場合は、一番安価なスタータープランで十分です。

スタータープラン料金は、月払いであれば1,180円/月、年払いであれば11,760円/年(1ヶ月あたり980円)となります。

ちなみに他の会計ソフトよりは少し高いので、便利さと料金を比較して選択しましょう。

費用より便利さを選ぶなら、freeeになります。

freeeの無料登録はこちら

MFクラウド

MFクラウドは、機能的には会計freeeと遜色のない会計ソフトです。

初心者にとっての使いやすさでは、ややfreeeが上回ると思います。

ただ、MFクラウドも実際に多くのユーザーの支持を受けており、特に会計・経理の経験者の評価が高いです。

MFクラウドの料金プラン

料金面ではMFクラウドのほうが少し安いのはメリット。

MFクラウドにも3つのプランがあり、料金は以下のとおりです。

 月額プラン年額プラン
パーソナルミニ980円9,600円
パーソナル1,280円11,760円
パーソナルプラス2,980円35,760円

副業で雑所得の申告をする方は、最安のパーソナルミニプランで十分です。

以下の公式サイトから無料登録すれば、お試しで使えます。実際に取引入力して、便利さを味わってください。

>> 公式マネーフォワード

やよいの白色申告オンライン

やよいの白色申告オンラインは、ずっと無料で確定申告書まで作成できる素晴らしいソフトです。

やよいの白色申告オンラインの料金プラン

以下のとおり3つの料金プランがありますが、無料なのは一番左のフリープランです。

やよいの白色申告の料金プラン

 

ただし、やよい白色申告は事業所得のためのものなので、雑所得の確定申告には対応してません。

とはいえ、一部自力で確定申告書の記入ができる方であれば問題ないので、ずっと無料のやよいの白色申告オンラインがお勧めです。

つまり、

確定申告書の入力の一歩手前までは、やよいの白色申告オンラインで準備します。

 

そして、そのデータを確定申告書に自分で転記することが必要になります。

実際の確定申告書第二表(第2ページ)で、何を入力するかを見てみましょう。

このうち、雑所得の部分を拡大したのが以下になります。

記載例は以下の通り(国税庁ウェブサイトより)。「所得の内訳」欄は、自分の雑収入が源泉徴収を受けていた場合に記載します。

確定申告書記載例

やよいの白色申告オンラインは事業所得用のソフトのため、この雑所得の部分の入力ができません。

しかし、この程度の記入なら、自分でできる人も多いと思います。

自信がある方は、無料の「やよいの白色申告オンライン」で一年間の取引を集計し、一部自力で確定申告書を完成させましょう。

以下の公式サイトから登録すれば、無料で使えます。実際に取引入力して、便利さを味わってください。

>> 公式やよいの白色申告 オンライン (申込みはこちらから)

まとめ: 使いやすさのfreee / 無料のやよい白色申告

以上、副業の雑所得で確定申告を行う方むけに、おすすめの会計ソフトを紹介しました。

それぞれの会計ソフトの違いが何となくでも分かりましたでしょうか。

 

有料でも安心感や使いやすさにこだわる方であれば会計freeeがおすすめです。

少しの手間が加わっても無料で使いたい方にはやよいの白色申告 オンラインを使いましょう。