「マネーフォワード(MF)クラウドの解約って簡単?有料プランを解約すると、いつから支払いが止まるの?」
「確定申告が終わったら、一旦キャンセルできる?」
「まだ利用前だけど、解約手続きについて事前に把握してから申し込みしたい」
本記事では、そんなあなたの疑問や悩みに回答していきます。
ゆるり会計士@海外在住
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目次
MFクラウドの利用停止は「解約」と「退会」の2段階あり
有料のサブスクのサービスが増えてきたけど、やめるときはいつか来るもの。
ゆるり会計士@海外在住
まず、マネーフォワードクラウドの利用停止に関しては、「解約」と「退会」の2つのレベルがある点を理解する必要があります。
- 解約: 有料プランを停止して、「未契約」の状態に移行。支払いが停止されますが、アカウントや自分のデータは残ります。
- 退会: 自分のアカウント自体を削除してしまう手続き。
STEP 1: 解約(=支払いの停止)
MFクラウドの有料プランが不要になったときにまず行う手続きが、解約です。
解約により、有料プランから「未契約」のステータスに移行し、今後の支払いが発生しないことになります。
(なお「未契約」だと分かりづらいので、以下では「無料プラン」と呼んで話を進めます。)
解約手続きをすると、残存期間があっても、即座に有料プランでの利用が停止されるので、気をつけてください。
それに対して、すでに払った料金のうち残存期間に対応する分は返金されません。この点も要注意です。
解約すると機能はどうなるかですが、アカウントやデータはそのまま残り、無料プランでの利用は継続できます。
解約してもデータは残るので、自分のアカウントで利用を再開する可能性も残しておけます。
(*アカウントも削除したい方は、次のステップの「退会」も行う必要があります。)
無料プランで何ができるのかは、下のほうで解説しています。
解約の手順
解約手続きは、簡単です。
ログインした後のホーム画面から解約できます。
一番下に解約のためにクリックする箇所があるので、ここをクリックします。
すると解約フォームの画面に進みます。
画面にしたがって、入力していくと解約手続きが完了となります。
解約手続きは、シンプルで簡単です。
手続きの説明はMFクラウドの公式サイトにもあります。
STEP 2: 退会(=アカウントの削除)
上述の通り、解約手続きで支払い停止されますが、自身のアカウントやデータは残ります。
この点が便利だと思う方もいる一方で、アカウントやデータを消したい方もいると思います。
そんな方は、退会の手続きを行います。
退会の手順
退会の手続きもシンプルです。
まず、「ユーザー設定」のページに入ります。
すると、一番下に「退会」のボタンがあるので、これを押します。
続いて現れる最終確認の画面で、退会理由の質問に回答し、「退会する」のボタンを押して完了です。
MFクラウドの公式サイトにも、退会の手順の説明があります。
確定申告後に解約も可能
確定申告するには有料プランに加入
MFクラウドを使う最大の目的は、確定申告を行うこと。
MFクラウドには無料プランもあって、日常使いはできるのですが、確定申告はできません。
なので、確定申告をするためには、有料プランに加入する必要があります。
有料プランの料金
有料プランの料金は以下の通り(税抜き)。
月額プラン | 年額プラン | |
---|---|---|
パーソナルミニ | 980円 | 9,600円 |
パーソナル | 1,280円 | 11,760円 |
パーソナルプラス | 2,980円 | 35,760円 |
どのプランでも確定申告できますが、プランごとにオプションの機能が違うので、料金も違います。
確定申告後にキャンセル(解約)も可能
ある年の確定申告が終わった時点で、いったんキャンセル(解約)することも可能です。
解約手続きにより、無料プランに移行し、次回の支払いは発生しません。
無料プランでは利用上の制約がありますが、自分のデータは残り、継続利用も可能です。
解約後もできること/できないこと
上述の通り、解約後は無料プラン(未契約)に自動的に移行します。
無料プランで「できること」と「できないこと」は、以下の通り。
無料プランでも年50件まで仕訳登録
- 一年度につき50件まで仕訳登録が可能
- 請求書機能で、取引先数を3件まで登録可能
- 仕訳帳・総勘定元帳・補助元帳・決算書のPDFのみ出力可能
無料プランだと、確定申告はできない
「確定申告」メニューを利用できない。
確定申告メニューが使えないのは大きな制約ですね。
確定申告を行うには、確定申告メニューを使える有料プランへの切り替えが必要になります。
【参考】MFクラウドの解約率は0.8%(2020年9月-11月)
参考まで、MFクラウドの解約率の資料があったので紹介します(2020年11月期 通期決算説明資料より)。
解約率は時期によって変動があり、0.8%から2.2%程度。
0.8%というのは、1ヶ月の間に、1,000人の有料ユーザーのうち約8人が解約している計算です。
この解約率をどう評価するかは難しいところですが、解約率は結構低いと考えてよいと思います。
しかも、解約率は毎年少しずつ下がってきています。
全般的にMFクラウドのサービスは改善し、ユーザーの満足度も向上していると言ってよいでしょう。
ちなみに2.2%になっているのは、第2四半期なので、3月から5月の間。
確定申告が終わった段階で解約するユーザーは、やはり他の時期よりも多いようです。
ゆるり会計士@海外在住
まとめ: 解約してもアカウントは残そう
以上より、MFクラウドを解約する場合、解約して支払い停止をしても、退会(アカウント削除)はせず放置しておくのがオススメです。
無料プランでアカウントが残るので、帳簿は保存されるし、気が変わったら有料プランを再利用できます。
以上で、MFクラウドの解約に関する疑問は解決できたでしょうか。
まだMFクラウド利用前の方は、無料登録で利用開始してみましょう。
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