会計freeeの料金プラン比較 【スターターとスタンダードどっちがいい?】会計士が解説

「freeeはプランによって料金が違うけど、値段の分だけ何が違うんだろう?」

 

「個人事業を始めたての自分は、どのプランを選べばいい?」

 

「会計ソフトって、普通どのくらいお金を払うものなの?コスパのいい使い方を教えて下さい。」

本記事では、そんな疑問を持つ個人事業主の方むけに、会計freeeの各プランの内容や料金の違いを解説します。

ゆるり会計士@海外在住

私は公認会計士で、現在は海外在住ですが、日本と海外で10年以上税務業務をクライアントに提供してきました。

以下が会計freeeの個人事業主向け3つの有料プランの料金表(税抜)です。

 月払いの場合年払いの場合
スターター1,180円11,760円
スタンダード2,380円23,760円
プレミアム-39,800円
プラン内容の結論を先に言うと…
  1. 月額1,180円のスタータープランは基本機能をカバー。確定申告もできるので、これを中心に検討しましょう。
  2. ただ、年間売上1,000万円超で消費税の申告をする方は、スタンダードプランにする必要ありです。
  3. 無料登録すれば、トライアル利用できます。気に入った場合のみ、自分に合う有料プランに変更すればOKです。

(※詳細は以下の記事を読んでください。)

プラン選びに迷う方は、まずは無料登録で使い始めて、有料プランの選択は後回しでも大丈夫です。

ゆるり会計士@海外在住

会計freeeは初心者に使いやすい配慮が満載。税金に不安や苦手意識がある方でも、簡単に仕訳処理・確定申告ができます!

まずは無料登録で使い始めて、サクサク便利な会計freeeの雰囲気を体感しましょう。

>> 公式会計freee (無料登録できます)

freeeの有料プラン(スターター / スタンダード / プレミアム)の概要

各プランの共通機能 | 確定申告まで可能

個人事業主向けの会計freeeの料金プランは、スターター、スタンダード、プレミアムの3つあります。

どのプランにも以下の基本機能が付いており、利用できます。

  • 確定申告書の作成・出力
  • 銀行口座やクレジットカードからの取引データ取込
  • 請求書の作成

会計freeeの料金プラン比較(スターター、スタンダード、プレミアムの3つの有料プラン)

freeeの有料プランは、電子申告(e-tax)にも対応しています。

電子申告について知りたい方は、以下の記事もご参照ください。

>> 【簡単】個人事業主が電子申告(e-tax)で確定申告する方法 | 2021年2月完全版

 

また、freeeのスマホアプリを使った電子申告については、以下の記事で解説しています。

>> freeeの電子申告アプリでカードリーダー不要!スマホで確定申告【2021年1月】

各プランの料金

上にもありますが、改めて3つのプランの料金は以下の通り(税抜き)。2020年5月改訂の最新の料金です。

 月払いの場合年払いの場合
スターター1,180円11,760円
スタンダード2,380円23,760円
プレミアム-39,800円

プレミアムプランは年払いのみです。

途中キャンセルすると返金されないので、年払いを選ぶ場合には特に注意が必要です。

注意

契約期間中に解約すると、残存期間分の返金はされません。

ゆるり会計士@海外在住

ずっと使うなら年払いのほうが得だけど、月額払いで始める方が無難ですよね。

プラン選びの考え方

基本的に、上位のプランになるほど多くの機能が付いています。

上位プランのほうが魅力的に見えますが、その分だけ料金が高いので、よく考える必要があります。

基本的な考え方として、下位プランでも自分に必要な機能がカバーされているなら、それで十分です。

なので、上位のプランに付いている機能に着目し、それが自分に必要かどうかを見極めて、プランを選んでいきます。

ゆるり会計士@海外在住

以下で、プランごとの機能の違いを具体的に比較していきますね。

freeeのスターターとスタンダードの4つの違い | おすすめはスターター

両プランの機能の違いですが、主な違いは以下の4点です。

①領収書/レシートのデータ取得の件数

freeeのようなクラウド型会計ソフトの最大の強みは、手入力せずに取引データを取り込めること。

スマホのカメラでレシートの写真を撮って取り込めば、簡単に帳簿づくりができます。

スタータープランでも領収書やレシートの写真から仕訳データを取り込めますが、1ヶ月5枚が上限になります。

 

それに対して、スタンダードプランの場合は、枚数の上限がありません。

ということは、取り込む経費の数が少ない方は、スタータープランで十分です。

それに対して、経費が多くて、自動取り込みをフル活用したい方は、スタンダードプランを考える必要があります。

ちなみにどちらのプランでも、銀行口座やクレジットカードなどの取引データの取り込みは無制限にできます。

 

普段からクレカやSuicaなどで経費を払えばレシート取込みも減るので、スタータープランでも十分ですね。

ゆるり会計士@海外在住

スタータープランでも何とかなりそうですね。

銀行口座のデータ取込み方法を画像つきで解説したので、知りたい方は以下の記事もご参照ください。

 

>> 【会計freeeの使い方】簡単!初期設定から連携・記帳まで会計士が解説

②消費税申告機能

スタータープランには消費税申告機能がありません。

それに対して、スタンダードプランには消費税申告機能が付いています。

年間の売上が1,000万円超の方は、消費税の申告書を提出する必要があり、スタンダードプランが必要です。

消費税の申告要件を詳しく知りたい方は、こちらの国税庁のサイトをご確認ください。

 

簡単に言うと、基準期間(2年前)の課税売上高が1,000万円以下の事業者は、消費税の納税義務が免除されます。

ゆるり会計士@海外在住

消費税の申告義務がない方は、スタータープランで十分です。

③レポート機能

スタータープランでは、現金預金レポートと損益レポートのみ見ることができます。

スタンダードプランでは、それに加え、収益、費用、売掛、買掛のレポートも見られます。

 

また、貸借対照表や損益計算書の月次推移レポート、資金繰りレポートなども見ることができます。

 

>> 月次推移レポート(会計freeeの公式サイト)

ゆるり会計士@海外在住

よほど大きい事業でない限り、フリーランスの方はここまで詳しいレポートは不要です。

詳細レポートにこだわりがなければ、スタータープランで十分です。

④メール/チャットのサポートの優先対応

両プランとも、メールチャットのサポートを利用でき、この点では差がありません。

freeeのサポート体制を表でまとめると、以下の通り。プレミアムプランのみ、電話サポートも使えます。

freeeのプラントサポート体制の対応表

違うのは、スタンダードプランであれば、メール・チャットサポートの優先対応がある点。

個人的には、優先対応はなくてもいいと思います。

メール・チャットサポートの優先対応が必要になるのは、確定申告の直前の時期だと思います。

 

それ以外の時期は優先対応は必要ないはずで、そのために毎月の料金を払うのはもったいない気がします。

確定申告を早めに進めておけば、優先対応は不要。スタータープランで十分ですね。


以上、スタータープランスタンダードプランの機能の違いを解説しました。

プランの選び方の結論
  • 違いが4点ありますが、(2)の消費税申告の有無が一番重要です。消費税申告する方は、スタンダードプラン一択です。
  • 消費税申告をしない方は、(1)の画像データの自動取得が月5件で足りるかどうかで決めましょう。
  • 月5件で問題なければ、スタータープランで十分です。

ゆるり会計士@海外在住

フリーランスの多くの方にとっては、スタータープランで十分そうですね。

>> 【公式】会計freeeの無料登録へ 
※手続きは簡単!5分で完了です。

プレミアムプランのメリット3つ

続いて最上位のプレミアムプランの内容を、参考まで解説していきます。

先に結論
  • プレミアムプランのみで利用できる機能は、3つあります。
  • 将来の税務調査対応を税理士にお願いしたい方には、税務調査サポート補償はお得な機能です。
  • そこまで不要な方は、スタータースタンダードで十分。プレミアムプランは不要です。

さて、プレミアムプランのみで利用できる機能は、以下の3点になります。

(1) 電話サポート

プレミアムプランでは、チャットとメールに加え、電話サポートも受けられます。

そもそも会計freeeは使いやすくてFAQも充実。サポートが必要になる場面はそんない多くないです。

電話サポートが役立つのは、操作方法が分からなくて、早く詳しく確認したいとき

メールやチャットのサポートでも疑問点を確認できる方は、電話サポートがなくても大丈夫です。

(2) 税務調査サポート補償

ゆるり会計士@海外在住

税務調査サポート補償は、税務調査が入った場合に、税理士のサポート費用を50万円まで補償してくれるプランです。

税理士を自分で探す必要がなく、すぐに紹介してもらえるのも、ありがたいです。

税理士費用を補償する保険は、freeeが業界初。

 

損害保険ジャパン日本興亜株式会社による保険なので、安心です。

ちなみに2019年の所得税の税務調査は、年間約73,000件とのこと。

個人事業でも、それなりの確率で税務調査が入ります。

スタンダードプランに年16,000円ほど追加すれば、最大50万円の補償。

 

税理士を雇うよりずっと安く、税務調査が不安な方にはお得なプランです。

(3) 電子帳簿保存法への対応

電子帳簿保存法という法律は、帳簿や国税関係の書類などを電子データで保存することを認める法律です。

会計freeeでは、プレミアムプランのみ電子帳簿保存法に対応しています。

>> 電子帳簿保存の解説(会計freeeの公式サイト)

紙の保存が不要になり便利ですが、電子帳簿保存には色々な条件があります。

 

そのため、電子帳簿保存はまだ普及していないのが実情です。

たとえば、データの改ざん防止のために次のような条件があり、個人事業主にはちょっと無理な感じです。

  • スキャンする者と経理する者は別の者とすること
  • 管理体制を書面でも残しておくこと

詳しくは、国税庁の「電子帳簿保存法一問一答【スキャナ保存関係】」をご参照ください。

ゆるり会計士@海外在住

レシート保存などの手間は回避したい。でも、電子データ保存の管理体制を築くのは現実的じゃないですね。

(参考) その他の違い

主な違いは以上3点ですが、他に以下のような細かい違いもあります。

簡単にまとめると、以下の項目がプレミアムプランのみに付く機能です。

  • カスタム権限管理
  • 仕訳承認・仮締め
  • 部門階層・配賦計算
  • 経費精算機能

これらは、従業員がいてチームで仕事する人むけの機能。

個人で仕事している方には、不要の機能です。


以上で、プレミアムプランの特徴を説明しました。

先に結論として書いたとおり、税務調査に備えたい方には、税務調査サポート補償はお得な機能です。

 

また、電話サポートを使いたい方も、プレミアムプランが必要です。

そうでなければ、スタンダードプランで十分です。

【参考】会計freeeのプラン変更と解約

プラン変更するとどうなるか

会計freeeでは、プランをアップグレードする場合、プラン変更は即日で反映されます。

この場合の料金は、プラン変更日からの日割りで計算して調整されます。

それに対してダウングレードの場合は、現プランの次回支払日をもってプラン変更されます。

ゆるり会計士@海外在住

つまり、プラン変更とそれに伴う料金の変更まで、少し待つ必要があります。

なお、同じプラン内で支払い方法(月払いか年払い)のみ変更することもできます。

 

この場合、次の支払日をもって支払い方法が変更されます。

freeeの公式サイトにも、プラン変更の説明があります。

 

>> 会計freeeのプラン お支払い方法を確認・変更する

アップグレードならいつでも簡単にできるので、これから始める方はスタータープランで始めれば問題なしです。

>> 【公式】会計freeeの無料登録へ 
※手続きは簡単!5分で完了です。

解約するとどうなるか

契約期間の途中で会計freeeを解約した場合、現契約期間の料金は満額発生することになります。

つまり、残存日数相当の料金は返金されないので、注意して下さい。

会計freeeを初めて使う方は、月額プランで始めるのが無難ですね。

 

年額プランの場合、キャンセルして返金されない額が大きくなります。

なお、解約しても無料プランに移行し、これまでのデータは残るので安心です。

なので、確定申告が終わったらいったん解約して様子を見ることもできます。

具体的な解約方法については、以下の記事を参照ください。

 

>> freeeの解約は簡単?アカウントは消さず退会(支払停止)でOK

【参考】無料プランは確定申告できない

無料プランでも基本機能は使える

freeeの1ヶ月間の無料お試し利用に申し込むと、有料プランと同様に仕訳入力などの基本機能が使えます。

そして1ヶ月経過後も、自動で課金されたりはせず、実は無料利用を続けられます。

ゆるり会計士@海外在住

まずは無料で始めれば安心ですね。会計ソフトは相性もあるので、早めに無料で使ってみましょう。

会計freeeの無料登録は、freeeの公式サイトから簡単にできます。

 

>> freeeの公式サイト

無料登録の手順を確認してから登録したい方は、以下の記事をご覧ください。

会計freeeの始め方 | 登録手順は簡単!【画像つき】

無料プランの制約

さて1ヶ月経過後も基本機能を使える無料プランですが、制約も大きいので注意して下さい。

無料プランの制約
  1. 入力後1ヶ月過ぎると、入力した取引データの閲覧・編集・削除ができない。
  2. 最初の1週間しかチャットサポートを利用できない。
  3. 確定申告書の出力電子申告ができない。

上記の制約は大きいので、基本的にずっと無料で使い続けることはできません。

freeeの無料プランを使う上での制約や留意点をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参照ください。

 

>> 会計freeeの無料プランでできることは?いつまで無料期間が可能かも解説

無料にこだわるなら「やよい」が最強

会計ソフトを無料で長く使いたい方は「やよいの青色申告オンライン」も検討しましょう。

2022年3月15日までのキャンペーンにより、最初の1年間だけ無料で「セルフプラン」を利用できます。

ゆるり会計士@海外在住

無料なのに、必ず1回は確定申告もできますね。

やよいの青色申告オンラインは、以下の公式サイトから申し込みできます。

 

>> やよいの青色申告オンライン

やよいの青色申告オンラインを詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にどうぞ。

>> やよいの青色申告オンラインの料金プラン | セルフプランは1年間無料!

まとめ: まずは無料プランでお試しを(口コミは別記事へ)

いかがでしたでしょうか。

freeeの各プランの特徴が理解できたはずです。

以上を踏まえると、まずは無料で会計freeeを使い始め、必要な段階で有料プランに切り替えましょう。

 

有料プランの中では、多くの方は、初めはスタータープランで十分です。

後で慌てないように、早めに無料登録して使ってみましょう。

会計freeeの無料登録は、freeeの公式サイトから簡単にできます。

登録するとすぐに使い始められるのもfreeeの大きなメリットです。

特にこんな方は早めに登録を!
  • 終わっていない経費の処理が気になる方
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  1. メールアドレスとパスワード
    (or SNSアカウントとパスワード)
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利用開始前に、念のため口コミも見ておきたい方は、以下の記事をどうぞ。

 

>> 会計freeeの口コミ | 本音の感想や評判、レビューを集めました。